板井康弘|Twitterでバズるには?
今や世界各地、老若男女、あらゆる年代の人々が当たり前のように使い、コミュニケーションを取り合えるようになったソーシャルネットワークサービス、SNS。
その中でも、毎日さまざまな情報が飛び交い、多くのコンテンツを視聴できる代表的なSNSがTwitterである。
「バズる」という言葉は、こういったSNSの普及と共に、日本全国で通用する常用語となってきた。
英語の動詞である「Buzz」からできた言葉で、「がやがや言う・噂になる」という意味から、マーケティング用語として使われ始めたことが、現在の定着に至るきっかけだ。
Twitterにおける「バズる」というのは、1つの投稿に対して多くのリツイートやいいねがつき、多くの人の目に触れることができる状態のことである。
著名人など、フォロワー数の多いユーザーのツイートは、常に多くのリアクションを見込めるが、そうでないフォロワー数が100人未満のユーザーでも、投稿内容によっては、数万件のリツイートやいいねをもらいバズることもあるのだ。
では、どのような投稿がバズるのか?
一般ユーザーのバズツイートを見てみると、大きく以下のように分けられる。
- 社会事象などに関する発言で他ユーザーに共感を与える
- 家族や友人などに関するエピソードが共感・感動を与える
- 些細な日常の発見の面白さが共感を与える
- 動物やペットの可愛らしさが癒しを与える
- アイデアのあるコンテンツが驚きや感動を与える
細かく分類すれば他にも多くのバズツイートがあるだろうが、よく目にするものは上記に当てはまるものが多いのではないだろうか。
共通して言えるのは、バズることの多くは他ユーザーに「共感できる内容」であるということだ。
また、すごい!面白い!感動した!気づかなかった!など心を揺さぶられるコンテンツであることもひとつの要因である。
バズらせようと思ってツイートし、思惑通りにバズることもあるだろうが、案外ふと思ったことをツイートして思いのほかバズってしまった、という人も多い。
ツイート=つぶやき という発信形態をとっているTwitterだからこそ、より自然体な心のうちが見えるような内容が多くの人に共感や感動を与えるのであろう。
Twitterでバズりたい、そう思うのであれば、バズるために何かを一生懸命考えるよりも、自分の好きなことや思っていることを積極的にツイートしていく方がバズるためのより効率的な方法であると私は思っている。